世界を広げられたら、それは旅だと思う ②

By pina567, 2020年9月24日

さて午後は、カズミさんにリクエストして、ワクイさん、ヨシザワさんと4人でハーブづくりをやっている方のハーブ畑を見学に。

軽トラックやジムニあたりでなければ、とても走れないようなワイルドな林道を、とんでもなく揺られながら進んだ先には、これまたなんともワイルドで魅力的なハーブ畑が。

 

持ち主はイギリスのオーガニック農場で働いていた、という経歴の方。イギリス南部のマナーハウス(貴族が所有していた館)をある学校が買取って学校を経営しており、そこに付属する農場だったという。そのはなしをさらっと聞いただけでも、文化財という側面からみても、ととても魅力的な内容だ。

色合いの鮮やかなカレンデュラ(色合いのよいものを選んで摘んでいるそう)、さまざまな病気に効能があるといわれるエキナセア、低木状のオトギリソウの仲間、Hypericum。オトギリソウは日本でも効能がある薬草として知られているから、納得。(オトギリソウ・弟切草の名の由来も、薬効が高いことから起こった悲劇のおはなし。)

私もエキナセアを育てて、チンキ(アルコール抽出液)をつくってみてはどうかしら…

そのほかにもいろんな種類のハーブを説明いただいた。どれも日本ではまだあまり栽培されていない種類が多いとのこと。まわりの雑草を夏はわざと繁茂させて日陰をつくって、涼しくなったら刈って風通しをよくするなど、栽培技術のはなしも興味深い。

メンバーはどれも植物に興味がある人たちばかりなので、次々とおしゃべりのとまらないこと!!

彼はなんと私がずっと前に購入していたイギリス農場の旅の本の著者だったのだが、その人なのよ!と見つけてくれたカズミさん、さすがです。

 

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そして翌日は、娘2人と松本の街歩き。

一番の目的は次女が見つけて、超絶オススメされた『アルプスごはん』のランチを食べること。

これまた野菜中心のランチはどれもとてもおいしくて。

オーナーはとても気さくな方で、こちらが聞けばていねいに説明してくれるのだが、「このソースに使ったぶどうは、里山辺で女性一人で無農薬でつくっていて…」「安曇野のもたいテンペ(知ってます!)にキビなどを入れてもらうようにお願いして特別につくってもらったテンペなんです」

などなど….ひとつひとつの原材料や加工品に、自然環境に配慮してつくっている生産者の想いがぎっしり詰まっていて、おいしさをしっかり引き出して調理している。

 

小さな食堂なのに、たくさんの人がつながって、生産者を応援し、おいしく調理されたお料理を食べることで、エコと経済を循環させている。食べもののもつパワーの大きさを思い知った気がした。

思わず頼んだ桃のクラフトビールもとてもおいしかったし(伊那の女性がひとりでつくっているという)、家具は諏訪の『リビセン』のこれまた素敵な物語をもっている家具だった!

 

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あれこれと忙しいのが原因で、少し体調も崩してしまったこの夏。

ちゃんと休息して整えたら、不思議と出かけるタイミングが訪れた。柔軟な気持ちでフットワーク軽く行動できる、そんなときには「計画どおり」を超えるプレゼントのような出会いがある気がする。

 

旅のような日々だったなぁ。遠くに行くことだけが旅ではないんだな。

この世の中で、ひとりひとりの人が自分が描く豊かな世界をつくりだしている。

同じ時間を過ごしながら、その世界をおすそ分けしてもらったような。

 

さて、私は私の世界でなにができるか、楽しんでやっていこう。

 

 

[おまけ]

娘の希望で、オープンしたばかりのキャンドルのお店に寄ってみた。

そこで開店祝いに送られたアレンジが、とってもおしゃれですてきだった。

 

 

 

 

 

 

 

2 Comments

  1. 植物めがね より:

    たけわきさま
    先日はご案内いただきありがとうございました。
    植物の香りを楽しむのも大好きなので、心から楽しんで見学させていただきました。
    こちらこそ、植物の話ならよろこんで。
    またお会いしましょう。

  2. たけわきけん より:

    福永さんからの連絡いただき拝見しました。
    僕は自分に関わるもの以外の植物のことをほとんど知らないのでいろいろ教えてもらいたいことがあります。
    ゆっくり菅平にお出かけください。
    こんど知合いの松本のギャラリーのご案内しますね。
    ではまた。

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